読んでおいたほうがいい本6冊+おまけ2冊

どーも、むたのお友達です。

気分転換に書いてます。

スタートアップをやるにあたって読んでおきたい本を備忘録がてら紹介します。

 

読んでおきたい本

起業のファイナンス 

インターンをしている友人に「起業しないの?」と聞くとよくある回答が「経営の知識がないから今は無理かな」というもの。ぶっちゃけ起業する上であらかじめ持っておくべき経営の知識なんてないと思いますし、やっていくうちに学ぶものだと思います。ただファイナンスに関しては知っておいて損はないと思います。なのでこの本は読んでおきましょう。

 

不恰好経営 

いまや野球チームまで所有しているDeNAの創業者南場智子が書いた本。マッキンゼーを辞めてまで作った会社での苦悩、サービスリリース前にコードが1行も書かれていないことが判明したことや投資家との関係であったりが生々しく描かれています。起業をするにあたってこれだけの困難が待ち受けていること、それに立ち向かう心構えは学べるかと思います。

 

渋谷で働く社長の告白 

サイバーエージェントを作り上げた藤田晋の本。立ち上げ期どれだけきついか、どれだけの困難が待ち受けているかを知ることができる一冊です。この本を読んで怖気付くかモチベーションが上がるかはあなた次第です。

 

マッキンゼー流 入社1年目 問題解決の教科書 

必ずしもスタートアップに役立つ内容ばかりではありませんが、思考法や問題解決の手段に幅をもたせられるかなと思います。頭でっかちにならない程度に手駒は多いほうがいいと思うので。

 

金持ち倒産 貧乏父さん 

ビジネスをやる上で多くの人が読むことを勧めるこの1冊。僕は冒頭数ページで寝てしまって以降読むのをやめたので詳しいことはわかりませんが、お金にまつわるいいことを教えてくれるようです。

パーソナルファイナンス専門の作家で大学講師でもあるロバート・キヨサキが、全く違うタイプである2人の人物の影響を受けて構築した、ユニークな経済論を展開している。

 

1人は高学歴なのに収入が不安定な彼自身の父親、そしてもう1人は親友の父親で、13才のとき学校を中退した億万長者である。彼の「貧乏人のパパ」は一生のあいだ金銭問題に悩まされ、ついには家庭生活崩壊の憂き目をみる(立派な人物ではあるが、週払いの小切手では家計が潤うことは1度もなかった)。一方、「お金持ちのパパ」はそれとは全く対照的な人生を謳歌することとなる(「金のために働く下層・中産階級」が「自分のために使う金には困らないお金持ち」になったのだ)。この教訓を肝に銘じていた筆者は、47才で仕事をリタイアすることができた。

 

コンサルタント公認会計士シャロン L. レクターとの共著である本書では、彼とお金との関わりあいを支えてきた哲学が披露されている。 筆者の言い分が延々と続くのにはうんざりさせられるが、それでもなお、学校教育では絶対教えてくれない「経済面でのリテラシー」の必要性を主張する本書は説得力がある。変わりばえのしない仕事を極めることよりも、収入を元手に資産を賢く殖やすことの方が、最終的には必ず人生に富をもたらすという主義に基づき、仕事に見切りをつけるための資産を得るにはどうしたらよいかを教えてくれる。

起きていられるなら読んだほうが良さそうですね。

 

Business Model Generation

Canvas

・Patterns

・Design

・Strategy

・Process

の5項目で構成されるこの本はビジネスモデルを9つの要素に分解して考えるリーンキャンバスというフレームワークについてや、ビジネスモデルの創出の仕方のヒントなどが描かれています。基本的に各ページが独立しているので暇なときにパラパラと見るのがいいかもしれません。

 

【番外編】

ここまでに紹介した本は結構どこでもオススメされるような本かなと思います。そこで番外編として個人的にいいなと思っている本を紹介します。

 

リッツ・カールトン 一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣 

有名ホテルのリッツカールトン。このホテルは顧客のホスピタリティ(忠誠心)を獲得するためにとにかく尽くします。

・「従業員が1人の若い男性から椅子を貸してほしいと頼まれた。理由を聞くと、海辺で彼女にプロポーズをするためとのこと。そこで従業員は、自らの判断で急いでタキシードに着替えるとともに、浜辺には椅子とテーブルを準備。テーブルの上には一輪の花と冷えた上等のシャンパンを用意し、テーブルの傍にはハンカチを敷いた」

 

・「客室係は、リピーターのお客さんの情報を持っていて、その人が再び泊まりに来たときには、部屋の配置や、エアコンの温度などを前回の宿泊で出て行った時の状態にしておく」

 

・「体調が悪く、部屋で髪を切りたいからすきバサミを持ってきてほしい」と連絡すると、コンシェルジュは「かしこまりました、すぐにお持ちいたします」と快諾し、10分後、すきバサミだけでなく、散髪用のシートと櫛と鏡、さらに体調を気遣って、ハニーレモンと加湿器まで用意してくれたのだという。

 すごすぎて若干鳥肌が立ちます。リッツ・カールトンの接客に関するエピソードはまだまだあります。そのリッツ・カールトンの哲学に触れることができるのがこの1冊。起業したときの顧客のホスピタリティを獲得する術を学ぶのもいいですが、人間的にも成長できる1冊だと思います。

 

嫌われる勇気

流行ったので読んだことがある人も多いかもしれないこの1冊。様々なことに言い訳をして逃げてしまう人はぜひ読んだほうがいいです。「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」という考えに基づいて書かれている本なんですが、個人的に理由付けへの否定が好きです。「目的論」という考え方のことです。

※別にこの考えが100%あってるとも限らないので参考程度に読んでください

 

例えば、

「プログラミングができないから起業できないという人」

この人は起業するつもりなんてさらさらないんです。プログラミングなんて勉強すればいいし、勉強する以外にもエンジニアを連れてくる・外注するなど様々な選択肢があります。それだけ方法がありながらそこに目を向けず、「起業したいけどできない」自分を正当化しようとしているんです。

(コードを全く書けない僕が偉そうに言えませんが...)

 

まあこの例を通して何が言いたかったかというと、自分の弱さが多くのことを不可能にしているんです。

「成功する人が少ないからミュージシャンの道を諦める」

「背が低いからスポーツをしない」

「話すのが苦手だから営業にはいかない」

ミュージシャンでも成功できますし、背が低くても成功してるアスリートは何人もいますし、話すのが苦手というのは自分の努力を放棄してます。要するに言い訳をするなってことです。何事も。

 

もちろんすべての物事が努力次第でなんとかなるかというとそんなことはありません。自分が決断するときに妥協して言い訳を探すのだけはやめましょうね。それをやっているうちは成功しないと思います。

 

ってなことを「嫌われる勇気」から教えてもらいました。

 

 以上、まだ成功していない人がお送りしました。